わたしが分解の存在を知ったのは、情けないことに、その団体が発売しているビデオでした。
それまで、道場でもビデオでも(うちの団体で)分解を教えるものがありませんでした。
「ようやく型の意味が分かった」と、それを信じきって仲間と稽古をしていましたが、
どうもやり辛いし、解釈に無理があると思いながらも
「稽古をたくさんすればできるようになる」と、かなり無駄な時間を使いました(笑)
おかげさまで「ほとんど使えない分解」がうまくなりました(笑)
そして昨年、桧垣先生の「隠されていた空手」を知りました。
「他流だから参考までに」と買って読んだところの最初の感想は「やっぱりこじつけか」でした。
今思えば、あれはカルチャーショックだったんでしょうね。
本を見ただけでは分からないところもあるので、果たしてわたしがやっているのが合っているかどうかは定かではありませんが、実際にやってみると、いとも簡単に相手を制することができました。
掛けた方も、掛けられた方も、なぜか笑いが込み上げてきたのを覚えてます(不謹慎ですかね?)
その後、久場先生の分解を知りました。わたしは、この両氏が公開しているものは間違っていないと思います。
数年前、わたしの団体に新しい型が追加されました。
ただでさえやたら多いのに、これ以上増やしてどうするつもりなんでしょうか?
既存する型でさえ32あります。分解の稽古をせず、「順番を覚えたらそれで終わり」だからではないでしょうか?
順番を覚えるだけならただの踊りです。
それに、結構改変されていて、本来の分解とむすびつけるのも困難かと思われます。
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