2009年1月20日火曜日

最近思うこと①

空手に関して、つらつらと思ったまま書き殴ります(笑)

空手って何なんでしょうね?

いったい何をもって「空手」と呼ぶのでしょうか…道着さえ着ていれば空手なのか、
型を排除しても空手と呼んでいいのか、あるいは免許皆伝もないまま興したものを「流派」と呼んでいいのか、それは単なる「団体」ではないのか…など、カッチリとした定義がないために、団体を興した人間が「これは空手だ」と言ってしまえば空手になるのが現状ではないでしょうか。

最近若者の空手離れの傾向があるようですが、わたしの所属している支部も例外ではなく、見渡せば壮年の方々と子どもたちが圧倒的に多く「その中間」の世代が極端に少ないです。

格闘技ブームも過渡期を終え、いささか落ち着いた感もありますが、その最中でも「若者の空手離れ」の傾向はありました。いや、格闘技ブームがあったからこそ、その傾向が出たのかもしれません。

K-1や総合格闘技での空手家の敗北がその一因ではないか…もちろん他にも原因はあるでしょうが、それに依るところも少なからずあるような気がします。ルールの違いによるところが空手家敗北の最大の原因でしょう。裏を返せば、本来総合武術である空手のはずが、競技空手に傾倒するあまり、競技で使えない技を切り捨てたがために、それ以外の攻撃に対応できなくなったのが原因ではないでしょうか。

そうだとすれば「空手は弱い」という誤解を生んだのは、紛れもなく競技空手が原因だということも言えるかと思います。しかし、今日のような空手の目覚ましい発展は競技があったからからだと言う事実も否めません。― 続く ―

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